名古屋の男たちはカッコいい
現在the原爆オナニーズの映画が今池シネマテークで公開されています（今日までです）
名古屋を拠点に38年間活動を続けるバンド
日本のパンクバンドの代表のような存在
名前を知らない人はいない
その圧倒的な存在感とパワー
しかし彼らは普通のおじさんだ
見た目はね
生活が安定しているから音楽ができる
その考えを変えることなく
同じスタイルで走り続けるカッコ良さ
何がベストかを考え
プロデュースし続け
メンバーとのやりとりにも気を抜かない
TAYLOWさんのバンドへの向き合い方とか
常に先を見ている感じとか、本当に素敵で
こういう人が名古屋にいるっていうことがすごく嬉しい
名古屋だけど、名古屋だからできることがある
そんな気がする
何かをする時
それだけをする事だけが正解ではない
その生き方は多くの若者に希望と選択肢を与えると思う
現に、名古屋には働きながら精力的にバンド活動をする人が多かった気がする
ライフワークとしてのバンドマンって最高じゃん
歌詞に多くの言葉を詰め込まない
伝えたい事をシンプルに
伝わらなければ意味がない
その考え方がすごくパンクだと思う
パンクはメッセージ性の強い音楽だ
なにを伝えるか
音楽でどれだけ伝わるか
伝わることを重視してたくさんの言葉を削ぎ落としていくスタイルがとてもカッコいい
1980年代ロンドンで本物のパンクに触れたTAYLOWさんの言葉の重み
パンクに対する思いは身体に響く
そんな名古屋にはまだかっこいい男たちがいる
そう、私の大好きなBOYS AND MEN
ジャンルは全く違うし、その存在感も全く違う
the原爆オナニーズの足元にも及ばない
そんなことはわかってる
でも、めちゃくちゃカッコいい
名古屋という芸能に恵まれない土地で、新しい芸能の形を作り出している彼ら
活動をしながら自分の本当にやりたいことを目指す
そのスタイルは新しいようであり、本来の芸能の形でもあると思う
自分達で何かを掴みにいく、その姿はとてつもなくダサくてカッコいい
泥臭さと楽しさが共存するその存在は名古屋を元気にする存在でもあると思う
彼らの辛いを見せない泥臭さ
大変な環境を売りにしているのに、全てを笑顔で覆い尽くすその強さは反骨精神の塊だと思う
常識がなんだ
俺たちは俺たちだと、まっすぐに突き進む名古屋の男たち
最高にかっこいいと思いませんか
